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蝶は足の先で味を感じることができる
世界中には2万種類の蝶がいて好みの花の蜜もそれぞれだと思いますけど、蝶はですね、あのストロー上の口吻(こうふん)で花の蜜を吸わなくても足の先で花の味が分かってしまうんです。味を感じる器官が足元についているんですね。
加えて葉っぱの上に立つだけでも蝶の幼虫がその葉っぱを食べれるかどうか識別することもできます。そうやって卵を産む葉を見つけ出しているんですね。
他にも蝶にまつわる面白雑学って結構ありまして、数万個の目を持っている割には視力は0.2程度しかない。でも人間には見えない紫外線を見ることができるとか、視界は実はほぼ360度あって外敵から身を守るのに役立っているとか、世界一大きい蝶は羽を広げると30センチもあるとか(アレクサンドラトリバネアゲハ・メス)、花の蜜だけでなく動物のフンの水分も吸うとか、南極大陸をのぞくすべての大陸に生息しているとか、まあキリがないほどあり、調べてみると面白いですよ。