剣道ではガッツポーズなどは非礼行為として禁止されている

剣道はですね、剣の道を究めると同時に人の道も究めるというくらい礼儀を重んじているため審判員や対戦相手に対して絶対に失礼な言動をしてはいけないんです。礼節を重んじる武士道の精神が根底にあるんですね。ですから1本をとった嬉しさのあまりガッツポーズをしてしまうと審判の権限で1本が取り消しにされてしまいます。（実際に取り消されたことがあります）

審判規則（第27条）にもですね、

「試合者に不適切な行為があった場合は、主審が有効打突の宣告をした後でも、審判員は合議の上、その宣告を取り消すことができる」

と明記されています。しっかりルールで禁止事項と決められているんですね。ガッツポーズは相手に対して礼儀を欠いた行為であるということです。