ビニール袋じゃなくてホントはポリ袋なのだ

日常的に私たちが使っている買い物の袋などをビニール袋って言っていますけど、実はあれ、ビニールじゃないんですよね。じゃあなんだい？って話ですけどアレ実はポリ袋なんです。

どういうことかといいますと、ビニール袋というのは塩化ビニール樹脂製の袋のことでなんですが、昔はこれが一般的だったんですね。でも時代は変わり、ポリエチレンやポリプロピレン製の袋が一般的に使われるようになりました。

つまり時代が変わり原材料も変わったのですが、一般人の私たちにはそれが分からず、昔から慣れ親しんでいる「ビニール袋」という言葉をそのまま使い続けているというわけなんです。

なぜ原材料が塩化ビニール樹脂からポリエチレンやポリプロピレンに変わったのかというと品質の向上とコストが原因で、1枚のビニール袋を作ろうと思ったらポリエチレンなどから作るものより何倍もお金がかかってしまうんですね。しかも塩化ビニールで作った袋は分厚くなってしまうのです。