ドイツではビールのグラスに泡との境界線のラインがある

       
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ドイツではビールのグラスに泡との境界線のラインがある

ビールの泡が多すぎるとちょっと損した気分になりますけど、そんな悲しい気持ちにならないように、ドイツのビールグラスには「このラインよりはビールの液体が上にくるように!」というラインがひかれています。

さすがビール大国ドイツですが、実はこの境界線よりもビールの液体が下になるのは法律違反となるんです。だから泡が多すぎるだのなんだので揉めることはない。ドイツ人が大好きなビールはしっかりと法律で守られているんですね。ちなみにこの境界線のラインはソフトドリンクでもよく利用されているようです。

ちょっと昔の話をしますが、紀元前1700年ごろ、ビールは既に存在していたのですが、ハムラビ王によって制定されたハムラビ法典にはビールに関する法律が厳しく細かく決められていました。例えば酒場でのビールの代金は穀物で受け取らなければならないとか、ビールを水で薄めたのが発覚した場合は溺死刑にされるなど…。