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まな板の正しい洗い方ははお湯ではなく水!
家の中で一番大腸菌群が多い場所は、そりゃトイレだろうって思いますよね。でもですね、実は「キッチン」が大腸菌群が一番多く潜んでいる場所で、まあ言ってしまえばトイレよりヤバイ場所(笑)なんですよ。
まな板に関しては(縦15センチ×横40センチのもの)、プラスティック製のもので1200万、木製のものでは12万から1億以上もの菌がいるというデータがあるんですね。
じゃあどうすりゃいいんだって話ですけど、これは正しい方法でまな板を洗うことでだいぶ改善されます。そもそもなぜ菌が発生するかというと、そこに菌が大好きな栄養があるからじゃないですか。だから栄養がない状態にすればいい。どうするかというと
台所用洗剤を使って水かぬるま湯で洗い、しっかり水気を切って十分に乾燥させる
これにつきます。お湯で洗ってはいけないというのがポイントでして、60度以上のお湯で洗うと肉や魚のタンパク質の汚れが固まってしまってですね、まな板にその汚れが残り、菌の栄養となってしまうからなんです。水気も菌の繁殖を促してしまうのでしっかり切りましょう。
もしまな板を熱湯消毒するなら先に汚れをしっかり落としてからです。