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トヨタ自動車の社名の由来、元々はトヨダと濁っていた
トヨタ自動車の起源は豊田佐吉(とよださきち)が創業した豊田自動織機製作所内の自動車部でした。この自動車部の中心人物が豊田佐吉の息子である豊田喜一郎。
創業当時の社名は「トヨダ」とまだ濁っておりました。で、1936年に新しいトヨダマークの公募があったんですけど、それがきっかけとなり濁音の「トヨダ」は清音の「トヨタ」になったんですね。
「トヨダ」が「トヨタ」になった理由は画数が末広がりの8になり縁起がいいから、濁らない方がスマートだからなどです。その後1937年には豊田自動車織機製作所から独立し、自動車会社を「トヨタ」という社名で設立しました。
ちなみにトヨタ自動車の本社がある豊田市はかつて挙母市(ころもし)という名称だったんですけど、自動車産業が盛んになったこともあり、商工会議所が市に市名変更の要請をして、1959年の1月から豊田市になったんですね。挙母市(ころもし)が読みにくいというのも一つの理由としてあったみたいですが。