レトルト食品の売り上げの三分の一はカレーなのだ

       
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レトルト食品の売り上げの三分の一はカレーなのだ

レトルト食品の起源はですね、アメリカ軍なんですよね。缶詰めにかわる携帯食として開発されたんですけど、アメリカでは当時すでに冷凍冷蔵庫が一般家庭に普及していたことから、レトルト食品は全然普及しなかったんですよ。でも日本はかなり冷蔵庫の普及が遅れてたもんですから保存のきくレトルト食品は結構注目されたんですね。

当時の記念すべきレトルト食品第一号は「カレー」です。やっぱりね!って感じですよね。そう、大塚食品のボンカレーです。これが1968年のことで世界初のレトルトカレー誕生となりました。

今でこそいろんな食品のレトルトはありますけどやっぱり一番売れているのは「カレー」です。レトルト食品の売り上げの三分の一はカレーなんですよ。

ちなみに袋(レトルトパウチといいます)の中に入っている材料は袋詰めにした後、圧力をかけて120度で4分間熱を加えます。そうして100度でも死なない菌(食中毒を起こすボツリヌス菌)を殺しているんですね。