柔道の帯の色は黒帯が最上位ではない

       
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柔道の帯の色は黒帯が最上位ではない

柔道で最高クラスの強さを持つ人には黒帯が与えられると私たちは思ってますよね。英語圏でも「クロオビ」は通用する単語ですし、そう思っていて当たり前なんですが、実は黒帯の上には「紅白帯(こうはくおび)」「紅(赤)帯(あかおび)」というものがあります。

柔道は年齢によって成年部と少年部に分かれるのですが、段級位は以下のようになっています。

●成年部(原則13歳以上)
〇四級以下:白帯
〇三級から一級:茶帯
〇初段から五段:黒帯
〇六段から八段:紅白帯
〇九段から十段:紅(赤)帯

●少年部(原則13歳未満)
〇初心者:白帯
〇五級:黄帯
〇四級:橙帯
〇三級:緑帯
〇二級:紫帯
〇一級:茶帯

成年部の六段以上は黒帯でも構いません。ちなみにただ強いという理由だけで段位が上がるわけではなく、年齢や修行年限などの制限が課されているためオリンピック選手でも四段であったりします。