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炭火焼とガス焼きの違いは遠赤外線効果の有無
焼き鳥とか焼肉はガスの火ではなく炭火で焼き上げるお店が多いですよね。なぜかといいますと、これは単純に炭火で焼いた方が美味しいからなんです。
炭火に火を入れると遠赤外線という目には見えない電磁波が発生して肉の表面だけではなく、肉の内部も電磁波が届き外側と内側から同時に熱を入れていることになります。これがガスの火となるとまずお肉の外側から熱が入り、その熱が徐々に肉の内部に伝わって結果肉が焼きあがるということになるんですが、それだと肉の硬さが外側と内側で違ってしまう。もっといえば肉の内側がちょうどいい焼き具合なのに外側は焼きすぎてしまってたり、逆に肉の外側はちょうどいいのに、中は焼きが足りない。といったケースが出てしまう。
でも遠赤外線を出す炭火は肉の内側と外側に同時に熱を入れていくので、肉全体が均一に焼きあがっていくというわけなんですね。もちろん、内側と外側に入る熱は同じ温度ではありませんが、ガスの火と比べるとその差は歴然ということですね。