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自動販売機のコイン投入口に縦型と横型がある理由
観察力のある人は自動販売機のコイン投入口が縦と横のものがることに気づいていると思います。もちろんちゃんとした理由があって作り分けているんですけど、縦型の投入口はですね、コインに遠心力が働いて横型のものより速く落ちるんですよ。でも縦型の投入口だと内部の構造上、スペースを少し広く取らないといけないとういデメリットがあるんです。
次に横型の投入口を持つ自販機ですが、横型だと縦型のものより落ちるスピードは遅くなりますがスペース的には小さくて済む。縦型と横型とではメリットとデメリットが全く反対にあるんですね。
縦型のように「速く落ちる・スペースが必要」の自販機の多くは駅の券売機などで使用され、横型のように「遅いけど小さいスペース」の自販機は道路やお店の邪魔にならないような場所に置かれています。