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昔の野球のルールには三振はなかった
野球のルールが公式のものとしてちゃんと決められるまでは、三振というものはなかったようです。野球はアメリカで生まれた球技ですが、このスポーツが生まれたばかりの頃は現在のルールとは結構違ったものがあって、「三振はなくてヒットか凡打になるまでとにかくバットを振ってよい」だったり、「ピッチャーやキャッチャーがボールの投げる場所を決めるのではなく、バッターが投げてほしいコースを要求して、ピッチャーがそこに投げる」だったり、「上手投げが禁止で下手で投げなくてはいけない」だったり。
ちなみにバッターの要求したコースに投げないのは(バッターが打ちにくいボールを投げるのは)「アンフェアボール」となり、正々堂々としたフェアな勝負でないことになり、これが現在のストライク、ボールなどのカウントで使われる「ボール」の始まりだと言われています。