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どんな被写体でも作品にできる

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どんな被写体でも作品にできるんだという姿勢を持ってほしい。もちろんいい写真を撮るには
それなりの被写体と条件が揃ってなければいけない。でもどんな被写体でも1枚の作品にできるよう、
知恵を絞って柔軟な発想力を身に着けた方が、写真力の底上げになるんだ。
1
雪が残る道を歩いていると
  2
何やら黄色い花が咲いている?
  3
近くに寄ってみるとやっぱり花だ
4
さらに寄ってみるけど写真にならない
  5
横から絞りを開けて背景をボカす・・・
  6
暗めに撮って作品として成立
今回は写真になりそうにない被写体でも、撮り方次第で写真になる例を紹介したよ。
今回のポイントは被写体までの距離と角度、そしてボケだね。距離を縮めて横から撮影。
そして絞りを開けて(F値の数値を小さくして)前景と背景をボカしたんだ。

そしてもう一つ。ちょっと難しいけど色の反射率を利用して撮影しているんだ。
色の反射率って言うのは被写体の色で光の反射率が違い、明るさに違いが出てくること。
今回の写真で言うと黄色は緑よりも反射率が高いから緑の草より黄色の花の方が明るく写る。
だから露出をアンダーにしたとき黄色の花が目立つようになったんだ。
※色の反射率は難しいからあんまり考えなくていいよ。最重要なのは構図と角度、距離、ボカす程度だよ。
(ちなみにPLフィルターのコントロールで草の艶を微妙に残して反射を取り除いているよ)
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