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どうやったらいい風景写真が撮れるか、1枚の写真が出来上がるまでに考えるべき要素を解説するよ。
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ではこの写真が出来上がるまでを先ほどの要素に当てはめて解説していくよ。 1 カメラの角度、被写体までの距離、構図を考える 主役は朽ち果てた木なのだが写真全体が同色系なので主役をはっきりさせるため被写体と 同じ高さにカメラを構え、距離を短くとり、被写体をほぼ中央に配置した 2 同じような構図でも広角、標準、望遠で描写は変化するのでどのレンズが適しているか考える このシーンでは朽ち果てた木の存在感を出すため遠近感が強調される広角レンズを使用 3 最も良い時間帯を考える 撮影時は曇りで木漏れ日などなく、あたり一面のトーンは統一されていた。 全体的に静かな写真にしたかったので、日差しがない時間帯に撮影 4 ホワイトバランスの設定 ホワイトバランスの設定は特に必要性を感じなかったので常用の太陽光(5200K)のまま撮影 5 PLフィルターを使用するなら効果の強さを決める 曇天でもPLフィルターの効果はある。反射を取り除くため効果はほぼ最大に調整した 6 適切なシャッタースピードと絞り このシーンではシャッタースピードの変化で効果に差は出ないため絞り優先で合わせた。 背景もしっかりと描写したかったので広角レンズ使用だが被写体までの距離が近いためある程度絞った (APS−CサイズなのでF16) 7 どのくらいの明るさの写真にするかイメージする 朽ち果てた木に生命はない。しかし朽ちてなおその存在感を示そうとする姿はどこか物悲しい。 昔は時を同じくすごしていた落ち葉と、いま再び一緒になって安らかに眠る思いを表現するのに 適した明るさは決して適正露出ではない。ややローキー調にして思いを込めた。 |
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