公衆電話は10円で話し放題の時代があったのだ

       
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公衆電話は10円で話し放題の時代があったのだ

今やその数がめっきり減ってしまった公衆電話。現在(2014年)は昼間だと10円で約57秒通話することができます(区域内)。遠方(160qを超える場所)は10円で8秒です。

そんな公衆電話ですが実は1970年まではですね、10円払えば時間無制限。つまり通話し放題だったんですね。じゃあなんで1970年からは話し放題から時間制になったんだ?ってことですけど、理由は一つ、長電話する人があとをたたなかったんですね。つまり次に電話したい人がいても誰かが長電話してたら使用できない。大事な用事があってそれを伝えたくても公衆電話が使えないんじゃ意味がないですよね。

ちなみに日本で初めて公衆の場所に電話が設置されたのは1900年(明治33年)の9月で上野、新橋の駅構内でした。その当時は「自働電話」と呼ばれていたんですよ。公衆電話はその後すごい勢いで増えていって1982年(昭和57年)にテレホンカードが使える公衆電話が登場し、1984年に設置台数は最も多くなりました(934,903台)。