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空腹感は血液中の栄養が少なくなると感じる
「腹へった〜」って空腹感を感じるときは胃の中の食べ物がなくなった時と思いますよね。まあそりゃそうなんですけど、厳密にはおなかの中の食べ物から栄養を吸い取り、血液中の栄養がエネルギーとなっていくんですけど、おなかの中の栄養の元がなくなると血液中の栄養も少なくなる。そういう時に人は空腹感を感じるんです。
ですから何も食べなくても点滴などで栄養を注入し、血液中に常に一定の栄養がある状態にしておけば空腹感を感じることはないんですよね。もうちょっと詳しく言うと、血液中のブドウ糖の量(血糖)が下がると接触中枢が刺激され、空腹感を感じるんです。
ちなみにですけどポカリスエットって点滴とほぼ同じ成分で作られているんですよ。ポカリスエットは「飲む点滴」をコンセプトに開発された飲み物なんですね。でも点滴と全く同じ成分では飲みにくいので、人間が飲みやすいような味付けがされているんです。