トンネルは東京に近いほうが入口で、反対側が出口

       
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トンネルは東京に近いほうが入口で、反対側が出口

実はトンネルには入口と出口が決められているんです。道路のトンネルも鉄道の線路にあるトンネルもです。車や電車がトンネルに入っていった方が入口で出た場所が出口のような気もしますが違うんですね。

これは道路も線路も「起点」に近いほうが入口と決められています。起点とは道路でいえば東京の日本橋で線路でいえば東京駅です。ですから九州から東京に向けて新幹線に乗るとすべてのトンネルを出口から入っているということになるですね。

ちなみにトンネル(英語)で、昔は隧道(ずいどう・すいどう)と言っていたんですよ。トンネルの歴史は古くて紀元前2000年ごろには造られていました。

2017年時点で世界一長い鉄道トンネルは2016年6月1日に開通したスイスのゴッタルドベーストンネルで全長57qあります。(日本一長い鉄道トンネルは青函トンネルの53.85q)