鼻水はすすったり飲み込んだりするのではなく、かむことが大切

       
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鼻水はすすったり飲み込んだりするのではなく、かむことが大切

そもそもどうして鼻水って出るのか考えれば鼻をかむことが大切だとわかります。人間は基本鼻呼吸ですよね。これは空気中に漂う菌やウイルスをある程度防ぐ役割があるためなんです。

鼻呼吸するとウイルスの侵入をある程度カットすることができる。それでも鼻の中から入ってくるウイルスや花粉もある。そういうときは防衛機能が働いて鼻の奥から鼻水というウイルス等一斉除去液が出てくるんです。

つまり鼻水が鼻の中に入ってきた異物を外へはき出そうとするんですね。ですから鼻水はすすってはいけません。飲み込むなんてもってのほかです。ウイルスを含んだ鼻水を体内に取り込むことになってしまうから。耳に負担がかからないように片方の鼻ずつかんで体外へ放出するのが正しいやり方なんです。

片方ず鼻をかむのは鼻腔内の圧力を高めないため。ヘタすると開いた耳管からウイルスが入り込み中耳炎になったりするので注意です。