ファイル : 090
高潮(たかしお)と高波の違い
高潮は気圧の低下が原因で海面が異常に上昇した状態のことです。強い低気圧が海岸部を通過したり、台風などの影響で高潮は発生するんですね。高潮が発生すると海面が高くなるので、陸地に海水が押し寄せてきて沿岸部の田畑や住宅が浸水したり人間が波にさらわれたり大きな被害を生みます。ちなみに高潮が発生しやすい時期は9月中旬で毎年全国各地で被害が出ています(年間で最も潮位が高い時期)
で、高波はといいますと強風が原因で発生する高い波のことで、高波が発生しそうなときは「波浪注意報や波浪警報」が出されます。ただの高めの波じゃなくて災害につながる可能性がある高い波ということですね。
簡単にまとめますと「高潮は気圧の変化によるもの」「高波は強風によるもの」ということです。