自動販売機でお札が入らない理由

       
ファイル : 077
自動販売機でお札が入らない理由

自販機にお札を入れて戻ってくる現象。日本国民ほぼ全員が経験済みではないでしょうか(笑)。そして多くの人がお札の向きを変えたりシワを伸ばしたりしてリトライしますが、これって効果はないんですね。

じゃーどうすりゃいいのよ!

これはですね、理由を知れば簡単に解決できるんです。例えばですね、1000札と同じサイズの紙切れを自販機に挿入するとするじゃないですか。もちろん紙切れは戻ってきます。これは自販機内部に紙幣識別装置のセンサーが「これはお札ではない!」と判断するためです。

この紙幣識別センサーはですね、「お札の色」「模様」「透かし」「長さ」「磁気」の5項目でお札かどうかをジャッジするわけですね。

つまり1000円札を入れてお札が戻ってくるというのは「これはお札ではない!」とジャッジされてしまったわけです。なぜミスジャッジが起こるのか?それは

「手の脂がお札に必要以上に付着したため」

なんです。脂がたくさんついてしまうと「お札の色」「模様」「透かし」が認識できなくなってですね、これはお札ではないと判断されてしまうわけです。

対策は簡単で乾いた布などでお札に付いた脂や汚れを落とすだけです。100%の解決策ではありませんが多くの場合はこれで解決しますよ。