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南極にも風邪のウイルスは存在している
日本人のほとんどの方が勘違いしている「南極で風邪をひかない理由は南極はマイナスの世界で寒いから風邪のウイルスが生きていけないから」というのは間違いなんですね。風邪のウイルスはいるんです。
ではなぜ人間が風邪をひかないかといいますと、ウイルスが存在していても人間自体が少ないので人間を介して感染する風邪のウイルスが生きていけないからなんですね。
つまり南極にたくさん人間が住んでいたら風邪ウイルスもすぐに人間を見つけることができるでしょうから、人間に感染したウイスルによって風邪をひき、また誰かに移してその人も風邪をひき、となるわけです。
日本の約37.8倍もの陸地面積があるわけですが定住者がいない南極は夏季の滞在人口は約4000人、冬季は約1000人ですし、観光ツアーで訪れる人も年間2万くらいですから、他の大陸に比べてもう圧倒的に人間が少ないわけですもんね。