消防車が使った水道料金は水道事業者が支払う

       
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消防車が使った水道料金は水道事業者が支払う

火事を消すために消防車を使って消火に当たりますが、この時使用した大量の水はいったいだれが負担するのか?火事を起こした人が負担するわけではありません。家が燃えた上に多額の水道料金を払うのってちょっと辛いですよね。

消火の際にかかった水道料金はですね、水道事業者(水道局)が負担することになっているんですよ。これは水道法によって「公共の消防用に使われた水は、料金を請求してはいけない」と定められているからなんですね。まあ負担するというより無償で支給しているといったほうが分かり易いですね。

でももうちょっと掘り下げて考えてみれば、分かると思うんですけど、「要するに消火で使用した水はお金を払わなくてもいい」ということは、結局納税者の負担になっているということなんでしょうね。

※東京都の場合は「地方公営企業法」により例外で消防庁が料金を支払っています。