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飛行機の制限速度は管制圏外では無制限
一般道や高速道に制限速度があるように空飛ぶ飛行機にも実は制限速度はあるんです。とはいってもそれは管制圏内での話。管制圏外では制限速度はないんですね。
一般的に空港から9kmの管制圏内で、高度900m以下ではピストンエンジンなら296km/h、タービンエンジンなら370km/hで、管制圏内で高度900mを超える場合
はエンジンに関係なく463km/hと決められています。
ですから管制圏外であれば制限速度はないため何キロで飛んでもよいというわけです。飛行機(旅客機)が巡行しているときのスピードは時速約800〜900qです。これは通常速度。最高で時速1000qを超えることもあります。時速800〜900qと幅があるのは上空に吹いている風の影響を強く受けるためです。
ちなみに飛行機が離陸するときの速度は(機体によってだいぶ違いますが)、ジェット機だとだいたい300q前後となっております。セスナは70qくらい。