告別式と通夜の違い

-　詳しい解説　-

告別式とは、死者を火葬する前に行われる別れの為の儀式の事で、それが終われば死者を荼毘にふせる。日中に行われる事が多く、仕事を休まないと出られないという人も多い為、よほど親しい人でない場合は夜に行われる通夜にだけ行くというケースも目立つ。

通夜とは、告別式の前日、死者を火葬する前に親族やゆかりのある人たちが集まって一夜を過ごし、死者の冥福を祈るものである。朝までろうそくや線香の火を絶やさない様にするといった風習があるが、現在では火災の危険があったり家族の負担にもなる事から、ろうそく型の電気でＯＫといったり、そもそもやらなくて良いという感じになりつつある。元は近親者だけで行うものであったが、告別式に出られない人は通夜にだけ来ることも多い。

ちなみに「お葬式」とは、通夜や告別式等の総称である。