愛してると好きの違い

-　詳しい解説　-

愛してるとは、自分の事よりも相手の事を想いやり、慈しみ、慕い、大切に思う気持ちの事で、恋とは違って異性以外も対象となり、より深いものである。その為、恋の様に短時間で形成されるものではない。愛をどの様に表現するかは人によって違う為、本当の「愛」から来る行動なのか、その裏に隠された「思惑」や「依存」「期待」に自分自身でも気づけない事も多い。日本人は愛情表現をする時にあまり用いない為、どちらかといえばウソっぽく聞こえてしまう。好きよりも重たい。外国人は恋人にも家族にもよく言う。

好きとは、特定の異性に対して関心が高まり、もっと親しくなりたいと願ったり、視界に入るだけで幸せな気分になったりしてしまう憧れであったり、切ない気持ちの事である。人によっては、初対面でも、会ったことが無くても好きになる事は可能で、必ずしも時間を必要としない。淡い物なら、幼稚園児の子供でも抱く子は多い、本能的な物である。愛とは違い、生き物以外の物や行為に対しても感じる感情で、その場合は単純に楽しから、見た目が好みだから、使いやすいからといった理由である事が多い。「愛してる」よりもライトで、日本人にも馴染みのある気持ちの表現である。