アルパカとラマの違い

-　詳しい解説　-

アルパカとは、ラクダ科ビニューカ属の哺乳類の事で、ラマよりも毛が長くて細く、やわらかくて光沢もある為、よく毛織物等に利用される。体長は１．２〜１．８メートル程で、体重は６０〜１００キログラム程とラマよりも小さ目である。黒や褐色、白の毛が特徴で、非常にモフモフしている。耳は小さくとんがっている。愛らしい顔をしている為、動物園で人気があったり、家庭でペットとして飼っている人もいる程である。しかしラマよりは警戒心が強く馴らしにくい。

ラマとは、リャマとも呼ばれ、ラクダ科のラマ属の哺乳類で、毛織物用だけでなく、肉を食べたり（頻度は多くは無い）乳をとったりする家畜としても飼育されているが、主には荷物の運搬役等として利用されている。白や茶の毛を持ち、体長は約２メートルで、体重は１４０キログラム程にもなる等、アルパカに比べると大き目である。耳はバナナの様な丸っこい形をしている。