カリーとカレーの違い
- 概要 -
カリーとは、元はタミール語でソースを意味するカリの事で、それがなまってカリーと呼ぶ様になった。意味する物はカレーライスでお馴染みの「カレー」と同じで、スパイスを配合して作られた混合香辛料の事である。「カレー」呼びは和製英語にあたる。
- 詳しい解説 -
カリーとは、元はタミール語でソースを意味するカリの事で、それがなまってカリーと呼ぶ様になった。意味する物はカレーライスでお馴染みの「カレー」と同じで、スパイスを配合して作られた混合香辛料の事である。主にウコンやコリアンダー、クミン、黒コショウ等を混ぜたスパイシーなもの。「カレー」呼びは和製英語にあたる。
正しい発音かどうかで言えば、カリーの方が本来のものに近い。ただ、日本において日常的に用いられる呼び方は、圧倒的に「カレー」の方である為、カリーと言っても伝わりにくい可能性が高い。しかしそれを逆手に取り、ありきたりで大衆的なカレーとは一味違うという事を演出する為に、高級料理店で出されるカレーや、高級感を出したいカレールー等の名前に、あえて「カリー」と付ける事もある。
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