空手と柔道の違い

-　詳しい解説　-

空手とは、中国の拳法が沖縄に伝わり、その流れをくんで発達した武道の一種である。流派が多く、試合もよく行われている。流派によって全く違う武道になり、硬派な所も不良の温床となっている様な所まで様々である。突きや蹴りといった攻めが主体。柔道の様に相手の袖を掴んだり、投げ技はしないものである。またオリンピックの競技にもなっていない点も違う。道着は柔道の様に服を掴んだりする事は無いので、柔道程頑丈に作る必要はなく、かわりに軽くて動きやすく作られている。

柔道とは、日本古来の柔術をまとめてスポーツ化した武道である。空手と違って流派等は存在しない。また、突きや蹴りは無く、主に投げ技や固め技、当て身技を用いて勝敗を決める。空手とは違い、体育の授業（男子のみ）にもなっており、オリンピック競技でもある。オリンピックでは重量分けされており、全ての級で日本人がメダルをもらう事も珍しくは無い。直接相手と組み合う場面が多い為、道着は破れない様に丈夫で重たい。