顕微授精と体外受精の違い
- 概要 -
顕微授精とは、顕微鏡下で卵子の帯に穴をあけて、精子を注入させる受精方法の事である。体外受精とは、母親の体の外で受精させる事を意味し、特に試験管内で受精させる方法の事を指す。
- 詳しい解説 -
顕微授精(ICSI)とは、顕微鏡下で卵子の帯に穴をあけて、精子を注入させる受精方法の事である。精子の数が少なったり、運動率が悪いといった、主に男性側が原因で不妊の場合に行われる方法。精子に問題がある場合、卵子の透明帯を通過する事が出来ない為、人工的に補助してやる必要がある。一般的に費用は体外受精に比べると高めだが、直接卵子に受精させる為、効率が良く、若ければ若い程成功する確率が高い。
体外受精(IVF)とは、母親の体の外で受精させる事を意味し、特に試験管内で受精させる方法の事を指す。「顕微授精」とは違い、主に卵管に問題がある等、女性側が原因で不妊の場合に行われる方法。ある程度まで発育させた後に、元の女性、もしくは代理母といった別の女性の子宮に移植する。病院にもよるが、費用は顕微授精に比べると若干低く抑えられている。
この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?