ハヤシライスとビーフストロガノフの違い
- 概要 -
ハヤシライスとは、炒め煮込んだ野菜や肉を、ドミグラスソースやトマトで味付けして、お米にかけていただく料理の事である。ビーフストロガノフとは、ロシア料理の一種で、牛肉とたまねぎ等を炒めて、サワークリームを入れたソースで煮込んだ料理の事である。
- 詳しい解説 -
ハヤシライスとは、炒め煮込んだ野菜や肉を、ドミグラスソースやトマトで味付けして、お米にかけていただく料理の事である。洋食をベースに考案された日本の洋風料理である。辛味は無くどちらかといえば甘めで、ほんのりと酸味も感じられる。主な具材は、薄切り牛肉と玉ねぎ、キノコで、アレンジは行われない。ハッシュドビーフやビーフシチューとも似ているが、このいずれもハヤシライス程トマトを加えず、また本来ライスにかけて食べるモノではない。特にビーフシチューはハヤシライスとは違い、香味野菜をゴロゴロ大き目にカットして入れる事も多く、見た目にもかなり違いがある。
ビーフストロガノフとは、ロシア料理の一種で、牛肉と薄切りにしたたまねぎ、マッシュルーム等をバターで炒めて、サワークリームを入れたソース(スープ)で煮込んだ料理の事である。本来トマトやドミグラスソースは用いずに作られる。日本ではサワークリームのかわりに生クリームを使うレシピが多い。添える炭水化物は、ライスやパン、マッシュポテト等が主流。本場のものはサワークリームがたっぷりと入っている為、色は白っぽく、ハヤシライスのトマトとは違う、さわやかな酸味が特徴である。
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