恒星と惑星の違い

-　詳しい解説　-

恒星とは、自ら光を発して輝き、その位置をほとんど変える事の無い星の事である。代表的なのが太陽で、光の原因は熱核融合によるものである。夜空を見上げた時に輝いて見える星は、全て恒星であり、しかも何千、何万光年先からそれだけの時間をかけて届いた昔の姿である。太陽系には太陽一つだけしか存在しないが、他の銀河系にも沢山存在していて、惑星よりもはるかに大きい。

惑星とは、恒星のまわりを公転する比較的多き天体の事で、遊星とも呼ばれる。「恒星」とは違い、自ら光を発しない。代表的なのが地球や水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星で、これらは全て恒星である太陽の周りをまわっている。ちなみに月は地球の周りを回る「衛星（惑星の周りを回る天体）」になる。色味が様々で、それによってだいたいの温度や年齢が分かるとも言われ、青色は比較的若い星で、赤い星は年老いた星だと言われているが、単に土の成分や水の有無の問題だともされる。