出来高と歩合の違い
- 概要 -
出来高とは、生産した量の事を表し、主に製作物等がある仕事に対して用いられる評価のモノサシ。一方歩合とは、売上高や契約高といった、主に営業の仕事に対して用いられる評価のモノサシである。
- 詳しい解説 -
出来高とは、生産した量の事を表し、主に製作物等がある仕事に対して用いられる評価のモノサシ。その為、工場や内職等、生産現場で使う。「完全出来高制」の場合、決められただけの成果を出す事が出来なければ報酬が支払われない場合がある。また、対象がモノなだけに、出来上がった物の質について難癖をつけられ報酬がカットされやすい。
一方歩合とは、売上高や契約高といった、主に営業の仕事に対して用いられる評価のモノサシである。歩合給は成果によって労働の対価を支払う出来高払いの一種。企業に直接雇用されている従業員の場合、支払われる給与は固定の基本給と、成立させた契約数といった歩合によって変動する分が加算された分を受け取る。「完全歩合制(フルコミッション)」の場合、基本給は無く、契約数のみで給与が決まり、契約がとれなければ給与は0円となる。
いずれも「業務委託」であれば、最低賃金の規制を受ける事は無く、出来高や歩合といった方式で報酬を支払う事は違法では無い。しかしそうではなく、直接雇用であったり、雇用状況がそれと同等であると判断出来る場合は最低賃金の規制を受け、その地域の最低賃金以上の給与を支払わなければ違法となる。
この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?