黒鯛とチヌの違い
- 概要 -
黒鯛とは、スズキ目タイ科の成長するとともに性別が変わる海水魚の事で、関西ではチヌやチヌダイと呼ばれている。正式名称はクロダイの方である。
- 詳しい解説 -
黒鯛とは、スズキ目タイ科の成長するとともに性別が変わる海水魚の事で、関西(西日本)ではチヌやチヌダイと呼ばれている。関東では成長と共にチン→チンチン→ケイズ→クロダイと呼び方が変わるので、出世魚とされている。正式名称はクロダイの方である。
黒鯛と言えば全国的に伝わりやすいが、チヌは関西より西の呼び方なので、場所によっては伝わらない可能性が高い。ちなみにチヌ呼びは、クロダイの様な見た目ではなく、大阪湾(ちぬのうみ)でよくとれた事からこの様に呼ばれているという説がある。汚染に強い魚で、短い時間なら淡水でも生きる事が出来る為、昔は重宝されたと言われている。
タイ科の魚らしくあっさりとした上品な味がする為、食用として重宝されているが、それと同等以上に釣りの対象として人気の高い魚である。
この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?