コンクリートとモルタルの違い
- 概要 -
コンクリートとは、セメントや砂と砂利に水を加え練り混ぜた建築用材料で、硬化したものはモルタルよりも固くて丈夫な為、鉄筋とあわせて基礎として用いられる事が多い。一方モルタルとは、セメントと砂を混ぜて水で練った物の事で、外壁塗装の仕上げやタイルの接合(つなぎ)に用いられる材料である。
- 詳しい解説 -
コンクリートとは、セメントや砂と砂利に水を加え練り混ぜた建築用材料で、硬化したものはモルタルよりも固くて丈夫な為、鉄筋とあわせて基礎として用いられたり、土台として用いられる事が多い。「モルタル」とは違い、粗骨材(砂利や砕石)が入っており、強度が必要とされる部分に用いる。素材としてごつごつしているので、コテで平らに仕上げるのは不可能。
一方モルタルとは、セメントと砂を混ぜて水で練った物の事で、外壁塗装の仕上げやタイルの接合(つなぎ)に用いられる材料である。「コンクリート」とは違い、そこまで強度がある訳では無い為、それ単体で物を作る事はなく、あくまで目地や表面の仕上げ用として用いられ、基礎や土台として用いるものではない。木造住宅が外から見て木がむき出しになっていないのは、外壁がモルタルで塗装されているからである。セメント以外に入っている素材が細かい砂なので、コテで平らに仕上げる事が可能。モルタルに粗骨材を入れたらコンクリートになる。
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