タップダンスとフラメンコの違い

-　詳しい解説　-

タップダンスとは、底の方に金属板（タップス）を打ちつけた靴を用いて、つま先や床でリズミカルに床を踏み鳴らして踊る軽快なダンスの事である。アメリカが発祥。「フラメンコ」の様に喜怒哀楽が激しい感じでは無い。ダンサーがダンスとパーカッションを同時に行う。難しそうに見えるが、割と初心者向きのダンスである。練習時の服装は割と自由。ミュージカルやジャズ、ヒップホップ等、音楽のジャンルを選ばない。

一方フラメンコとは、ギターの伴奏を従えて、手やカスタネットを叩きつつ、足を踏み鳴らし、掛け声も用いて踊る情熱的な民族舞踊の事である。スペインが発祥だが、東洋の香りもする。靴は、釘を打っているタイプとそうでないものがある。女性は練習の際にはフレアスカートが必要になる場合がある。個性が強いので、タップダンス程は曲の選択肢が広くない。

どちらも女性に人気の習い事であるが、タップダンスの方が男性も混じりやすい雰囲気がある。