公益財団法人と財団法人の違い

公益財団法人と財団法人の違い

- 概要 -

公益財団法人とは、公益認定委員会から認定を受けた財団法人の事で、法人税や寄付金税等が優遇される。財団法人とは、寄付された財産を元に、様々な事業を行う法人の事で、非営利目的の一般財団法人と公益性の認定を受けた公益財団法人がある。

- 詳しい解説 -

公益財団法人とは、最初から設立する事は不可能な財団法人で、まずは一般財団法人として設立した後に、公益認定委員会から認定を受けて、初めてスタート出来る財団の形式である。そのかわり、みなし寄付金制度が適用される等、法人税や寄付金税等が優遇される等メリットは大きい。

財団法人とは、寄付された財産を元に、様々な事業を行う法人の事で、非営利目的または非営利目的以外の一般財団法人と、公益性の認定を受けた公益財団法人がある。一般財団法人であれば、公益性がなくても一定の財産があれば設立する事が可能だが、公益財団法人であれば利用可能な、公益目的の事業の為に使用した金額を寄付金としてみなす、「みなし寄付金制度」は、営利目的でも非営利目的でも利用する事は出来ない。

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