トンビとワシの違い
- 概要 -
トンビとは、タカ目タカ科の鳥の事で、正式には鳶(トビ)と呼ばれる。ワシ(鷲)とは、タカ目タカ科の鳥の中で比較的大型のものの総称である。中型と小型のものはタカ(鷹)と呼んで区別している。「トンビ」とは違い、分類学的な区分や名前ではない。
- 詳しい解説 -
トンビとは、タカ目タカ科の鳥の事で、正式には鳶(トビ)と呼ばれる。「ワシ」とは違って総称として用いられる呼び方ではなく、れっきとした種としての名前である。割と身近な鳥であり、ピーヒョロヒョロという鳴き声は誰もが聞いた事があるところである。上昇気流にのって輪を描くようにとぶのが特徴。場所によっては都市部でも人間の食べ物や飼い犬を奪っていく等の被害が出ている。だが、基本的には人間には近寄らず、あまり生きている状態の動物を狩らずに死体やゴミをあさる。「トンビがタカを生む」ということわざがある様に、あまり優秀なものとしては見られていない模様。
ワシ(鷲・イーグル)とは、タカ目タカ科の鳥の中で比較的大型のものの総称である。中型と小型のものはタカ(鷹・ホーク)と呼んで区別している。「トンビ」とは違い、分類学的な区分や名前ではない。主にオオワシやイヌワシ等がこの様に呼ばれている。鳥の王者として、信仰の対象にもなる程で、国章や王家の紋章などにもよく用いられている。以上の様に「トンビ」に比べると大きく、イメージとしても良い物として扱われている事が多い。
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