地銀とメガバンクの違い

-　詳しい解説　-

地銀とは、地方銀行の略称であり、都市銀行の様に全国を営業基盤とはせずに、地方に本店を置いて、その地域を主な営業場所とする銀行の事である。信用金庫とは違い株式会社である為、営利を追求し、融資先にも信用金庫の様な制限は無い。１都道府県につき１〜４行程存在し、その地域の個人や企業を相手に融資等を行っているが、京都銀行等は大阪等の近郊にも進出してきている。

メガバンクとは、巨大な資産を持ち、全国に支店を展開している様な巨大都市銀行の事を指す。全国展開していた主要銀行が統合・合併を繰り返していった結果生まれた。地銀とは違い、融資に縛りが無いが、主に上場企業等の大手を中心に融資を行っており、そうでない場合は、地銀に比べると審査は厳しめである。また、本店は東京や大阪といった主要都市に置かれ、海外にも多くの拠点を持つ点も地銀とは違う。