エンジニアとプログラマーの違い

-　詳しい解説　-

エンジニアとは、高度で専門的な知識を持つ技術者の事で、その分野は機械・土木・建築・電気等、様々である。文系の専門家や研究家には用いず、実際に物を作るタイプの工業系の仕事に従事する人を指す。「プログラマー」とは違い、コンピュータ関連以外の技術者も指す。他に技師と呼ぶ事もある。

プログラマーとは、プログラム言語を用いてシステムを組み上げる技術者の事である。特に設計に携わる者はシステムエンジニア（ＳＥ）と呼ばれる。プログラマーはＳＥが作った設計を元に、指定された機能を盛り込んで快適に動作する様にプログラムを組むが、ＳＥとプログラマーが明確に区分されていない職場もある。「エンジニア」とは違い、プログラマーはプログラムに特化した技術者のみを指す。納期や仕様によってはデスマーチになりやすく、鬱患者や自殺者が多い仕事でもある。プログラムに馴染みの無い人からすると、ＩＴバブルのイメージから優雅な仕事と誤解される事が多いが、その実態はあまりにもキツく、ＩＴ土方と呼ばれる事もある。