支那そばと中華そばの違い
- 概要 -
支那そばも中華そばも、ラーメンとも呼ばれる麺の一種の事で、小麦粉とかん水を混ぜた物を水でこねて伸ばし、細く切りそろえたものの事を指している。支那そばの方が古い呼び方で、現在は中華そばの方が主流である。
- 詳しい解説 -
支那そばも中華そばも、ラーメンとも呼ばれる麺の一種の事で、小麦粉とかん水を混ぜた物を水でこねて伸ばし、細く切りそろえたものの事を指している。支那そばの方が古い呼び方で、現在は中華そばの方が主流である。どちらの麺が細いだの太いだの、スープの違いだのといった違いは全くない。ただ呼び方だけの違いである。
中国風の麺を表現する時に、中国をどの様に呼ぶかという時代によって変化してきた事に関連し、この麺の呼び方も変わっている。同じ日本でもこの麺が普及した時代がバラバラな為、「支那そば」呼びが主流の地域や「中華そば」が主流の地域が出てきたと考えられている。根付いている呼び方とは違う商品名にかえたところ、商品の売れ行きが変わってしまう場合もあり、古くから販売しているメーカーは昔の呼び方から変えずに販売を続けているケースもある。中国を侮蔑する意味は無い。
この世には似て非なるものがたくさんあります。例えば「神社と寺」、「辛口と毒舌」、「カメとすっぽん」、「強力粉と薄力粉」、「カシミアとシルク」などなど。この2つの違いって一体何?と聞かれても、あなたはきっと正確に答えることはできないはず!(たぶん 笑)。知らなくても困らないけど、わかるとすっきりするよく似た2つの用語や物を、このサイトでは559個集めて超詳しく解説しています。ちなみに集めた500個以上のネタはネット上でよく検索されているものばかりなので、けっこうみんな知りたがっていることなんじゃないでしょうか?