健康診断と人間ドックの違い

健康診断と人間ドックの違い

- 概要 -

健康診断とは、学校や職場等で一年に一回行う事が義務付けられているもので、検査項目も法律により決められている。人間ドックとは、健康診断よりも個人に合わせて検査内容を組み立てられ、義務では無く個人の希望により行われる検査の事である。

- 詳しい解説 -

健康診断とは、学校や職場等で一年に一回行う事が義務付けられているもので、検査項目も法律により決められている。人間ドックに比べると簡易的な検査になる為、あくまで最低限の検査内容で、隠れた病気等を発見出来る可能性は人間ドックよりも低くなる。しかし、その分費用は健康保険組合等により無料で行える事も多く、リスクの少ない若い世代はこちらで十分である事の方が多い。メタボ検診はこちらに該当する。

人間ドックとは、健康診断よりも個人に合わせて検査内容を組み立てられ(オプションをつける事が出来る)、義務では無く個人の希望により行われる検査の事である。よく「人間ドッグ」と書かれたり呼ばれたりするが、これは誤用である。検査項目が多く、専門的である為、健康診断よりも病気や不調の原因を早期発見しやすい点が違う。しかし、その分費用は高くなる事が多い。病気のリスクが増えだす中年以降で健康に自信がない人や、忙しく規則正しい生活が出来ていない人は受けておいた方が良いとされる。

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