永遠と永久の違い

永遠と永久の違い

- 概要 -

永遠とは、始まりや終わりの地点もなく、果てしなく続く事で、時間や時空も超越した様な概念の事である。永久とは、いつまでも変わる事無く長く続く事を意味する。

- 詳しい解説 -

永遠とは、始まりや終わりの地点もなく、果てしなく続く事で、時間や時空も超越した様な概念の事である。「永久」と同じ意味として用いられる事も多いが、本来の意味としては、時間という概念すら捨て去っているこちらの方がかなり強い意味合いとなる。終わりを感じさせない、感じたくない様な事に対して用いられる事が多いまた、「永久」の様に、後ろに漢語をつけて熟語を作成する事は出来ない点が違う。「永遠の愛」「永遠に語り継がれる」といった使い方をする。哲学的。

永久とは、いつまでも変わる事無く長く続く事を意味する。「永遠」と同じ様な意味を持つが、こちらには「時間の概念」がある程度存在している点が違う。始まりや終わりを意識させ、永遠の様な叙情的な使い方よりは、もっと現実的な意味として、主に物に対して使われる。「永久歯」「半永久的に使用可能な時計」「永久追放」といった使い方をする。現実的。

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