トカゲとワニの違い
- 概要 -
トカゲとは、トカゲ科の爬虫類の事で、ワニとは、ワニ目の爬虫類の総称で、トカゲと違い大きくなる為、爬虫類として「一匹」と数えられる事もあれば、動物として「一頭」と数えられる事もある。
- 詳しい解説 -
トカゲとは、トカゲ科の爬虫類の事である。熱帯や亜熱帯の地方に生息しており、全長はおよそ20センチメートル程で、その半分以上は尻尾の長さである。ワニとは違いあちこちに生息しており、水中ではなく平地の草のあるところや畑等で多く見る事が出来る。人の多い有名テーマパーク内でも見かける程である。ニホントカゲの子供は、しっぽがメタリックなブルーをしている。敵と遭遇した時や尻尾をつかまれた時に、しっぽだけ切り離して逃げる(もしくは尻尾に敵の注意をひきつける)事が出来るが、すぐに再生する。転じて、不要になったり危険が迫った時に、尻尾(責任をとらせる相手)を切り離して自分の身を守る事を「トカゲの尻尾切り」と言う。
ワニとは、ワニ目の爬虫類の総称で、トカゲと違い大きくなる為、爬虫類として「一匹」と数えられる事もあれば、動物として「一頭」と数えられる事もある。トカゲの様に尻尾を切り離す事は無い。熱帯や亜熱帯の河川や沼地など、水気があり湿った場所で生息している。口がかなり深くさけており、中には鋭い歯があり、大型の動物でも噛み砕く強靭なアゴを持っている為、トカゲの様に家でのんきに飼育出来る物では無い。日本ではトカゲとは違い自然分布はしていない。皮革製品が人気であったが、乱獲の影響により現在は保護下にある。
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