大麦と小麦の違い

-　詳しい解説　-

大麦とは、イネ科の穀物で、小麦よりも葉の幅が広く、先が垂れ下がらない。ひげが長く、小麦より大きく平たい。主にビールやウイスキー、醤油、味噌、麦茶等の原料にされる。グルテンを含まない為、ふっくらと柔らかく仕上げたいパンには不向きとされているが、栄養豊富な大麦を使った事を売りにしたパンも販売されている。押し麦等、実をつぶして用いられる事もある。独特の食感があって美味である。しっかりとした茎は、麦わら帽子等の細工物に用いられる。

小麦とは、イネ科の穀物で、主に小麦粉にされてパンや麺類、菓子の原料として用いられる。大麦とは違い、グルテンが豊富で、柔らかいパンや菓子を焼くのに適している。大麦とは違い、粉にして用いるのが一般的で、実をそのまま利用する事は少ない。