潰瘍と腫瘍の違い
- 概要 -
潰瘍とは、皮膚や粘膜の一部がただれてしまい、深く欠損してしまう事、もしくはそうなってしまった状態の事である。腫瘍とは、体の細胞の一部が、異常に増殖した事によって出来た腫れものやこぶの事である。
- 詳しい解説 -
潰瘍とは、皮膚や粘膜の一部がただれてしまい、深く欠損してしまう事、もしくはそうなってしまった状態の事である。「腫瘍」とは違い、できものができるのとは違い、傷ついた部分から穴が広がったり、腐っていったりしてしまう。その為、下の組織が露出した状態になっている。表皮までの浅い傷の場合は「びらん」と呼ばれて区別される。胃潰瘍や十二指腸潰瘍の場合は痛みを感じる事が多いが、痛みを感じないパターンもある。
腫瘍とは、体の細胞の一部が、異常に増殖した事によって出来た腫れものやこぶの事である。「潰瘍」とは違い、穴が空く等傷ついている訳ではない為、下の組織は露出しておらず、表面部分が盛り上がってしまっている状態を指す。かなり大きくなってしまっていても痛みを感じない事も多い為、気付きにくい。
どちらも癌に関係するものは悪性とされる。
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