婚姻と入籍の違い
- 概要 -
婚姻とは、結婚して夫婦となる事で、法律用語として使われる事が多い。入籍とは、結婚もしくは養子縁組をする事によって、ある人が戸籍に入る事を意味する。
- 詳しい解説 -
婚姻とは、結婚して夫婦となる事で、法律用語として使われる事が多い。結婚する際に役所に提出する届出は「入籍届」では無く、「婚姻届」になる。法律的に夫婦として認められた状態である為、事実婚は婚姻には該当しない。「入籍」とは違い、養子縁組では出来ない事である。また、入籍の様にどちらか一方の籍に入るとは限らない。(結婚した時にどちらかの姓に統一するのは入籍ではない)
入籍とは、結婚もしくは養子縁組をする事によって、ある人が戸籍に入る事を意味する。その戸籍は、「既にあるもの」に限定される。その為、結婚の場合、現在は一般的には婚姻した時に新しい戸籍を夫婦で作る事になっているので、「既にある戸籍に入る」事にはならず、厳密には入籍とは言わない。結婚で入籍と呼ぶのは、既に戸籍の筆頭者である者と婚姻してその戸籍に入る時のみであり、現代では珍しい方の例と言える。なので、行われる主な例は、子の出生、養子縁組、両親の離婚によって子の姓が変更になる時等である。
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