牧場と農場の違い

牧場と農場の違い

- 概要 -

牧場とは、牛や馬といった家畜類を放牧する為の設備をそなえている場所の事を指し、農場とは、耕作や牧畜をする場所だけでなく、屋舎や農機具といった必要な設備がそなわっている場所の事を指す。

- 詳しい解説 -

牧場(ぼくじょう・まきば)とは、牛や馬、羊といった家畜類を放牧する為の設備をそなえている場所の事を指す。「農場」とは違い、家畜の肉や乳などを食品として生産し、出荷する事を目的としている。その他、広大な土地である事や、様々な動物と触れあったり、乳搾り体験、動物のショーが見られる事等を売りとしたレジャー目的のものも多く存在する。

一方農場とは、耕作や牧畜をする場所だけでなく、屋舎や農機具といった必要な設備がそなわっている場所の事を指す。家屋や池などが中にある場合もある。「牧場」とは違い、農作物を育てて出荷するのが目的である事が多いが、牧場同様、家畜を出荷目的で育てている所もある。その場合は、農場の中に牧場(放牧する為に囲った場所)が存在するイメージである。通常の出荷とは別に、イチゴ狩りやぶどう狩り等、ツアー客などを季節ごとに取り込んで集客している所もある。体験費用も収入となるが、それ以上に農場にとって良い収入になるのは贈答品等の高い物を定期購入してもらう事である。

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