肩こりと筋肉痛の違い

-　詳しい解説　-

肩こりとは、肩周辺の筋肉がこわばるような、重たい様な不快感の事で、ずっと同じ姿勢でいたり緊張が続いたりすると起こりやすい。メカニズムとしては、肩に負担をかけ続けた事で、肩周辺の筋肉の血流が悪くなってしまい、それにより筋肉が保持する水分量が減少→張りが無い状態にしぼんで、それが慢性化する。仕事等で肩こりがあっても翌日もまた同じ様な姿勢を続けなければならず、長期化してしまいやすい。

筋肉痛とは肩だけでなく全身の筋肉に起こりうる痛みの事で、主に運動後に起きる事が多い。だる重いというよりは、とにかく痛いのが特徴。人によっては１日〜２日後等、原因となる運動からかなりの時間が経過してから起こる事もある。肩こりとは違い、能力を超えて筋肉を収縮させた事で起こる痛みであり、それを理由に突発的に起こるが、短期で改善されて長期化することはあまり無いとされる。