電子ピアノとピアノの違い

-　詳しい解説　-

電子ピアノとは、デジタルピアノの事で、鍵盤を押す事で該当する音階の録音された音を再生する。鍵盤はアナログピアノに比べて軽く、幼い子供でも軽く大きな音を出す事が可能で、値段もこだわらなければかなり安く購入する事が出来る。しかし、よほど高機能な物でない限りは表現力に乏しく、音の細かい強弱やスタッカート等の表現が難しく、アナログピアノを弾く際にその違いに戸惑い、伸び悩む原因ともなりうる。しかし、音色を好きな楽器風に変えたり、ボリューム調整やヘッドホン使用等が可能で、自動演奏やリズム伴奏機能等が充実しているものも多く、近所への騒音対策はしやすい。調律も不要である。

ピアノ（アナログピアノ）とは、鍵盤を押す事で、該当する音の鳴る弦を叩き、音を鳴らす。電子ピアノとは違い、電気は使わない生の音である。電子ピアノの比べると高額で、グランドピアノとなると更に高く、尚且つ場所をとってしまう。鍵盤は電子ピアノより重めだが、アナログなので繊細かつ滑らかな強弱調整が可能。プロを目指すなら、正しく音を鳴らすだけでなく豊かで繊細な表現力を磨く必要がある為、練習用もアナログにするべきである。多少のミュート機能はあるが、電子ピアノの様にヘッドホンで完全無音にする事は出来ない。定期的に調律が必要となる。