普通の汗と冷や汗の違い

普通の汗と冷や汗の違い

- 概要 -

普通の汗とは、皮膚の汗腺から分泌される液体の事で、塩分やアンモニア等を含む。通常は、運動をした時や暑い時等に多く分泌される。冷や汗とは、温度や体調等には関係なく、緊張したり恐ろしい時等、極度のストレス状況に出る、冷たく感じる汗の事である。

- 詳しい解説 -

普通の汗とは、皮膚の汗腺から分泌される液体の事で、塩分やアンモニア等を含む。通常は、運動をした時や暑い時等に多く分泌される。「冷や汗」とは違い、体温調節の為に分泌される事が多く、衣類に覆われている部分を中心に全身的に汗が出る。出された汗が蒸発する時に体温を奪うので、それを利用して体温調節を行う。体温調整が完了すれば、よほど暑い場所にいない限り、自然と汗は止まる。

冷や汗とは、緊張したり、恐ろしいと感じている時、恥ずかしいと感じている時等、極度のストレス状況の時に出る、冷たく感じる汗の事である。「普通の汗」とは違い、体温調節の為に分泌されるのではなく、精神性の発汗で、ストレスにより自律神経が乱れ、交感神経が極端に優位になる事によって分泌される。全身ではなく、脇の下や足の裏、手のひら等に汗をかきやすいのが特徴である。一時的な物で、心の動揺から出される汗の為、心を落ち着かせたり、汗が出ている事を必要以上に気にしたりしなければ自然と落ち着く。

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