公務員と民間企業の違い

-　詳しい解説　-

公務員とは、国家公務員試験や地方公務員試験に合格した国や地方自治体の公務に従事する者の事である。民間企業に勤めるサラリーマン等の場合は、公益の為ではなく、売上＝利益の為に働くが、公務員の場合は公共の為に働く＝利益追求ではない点が大きく違う。消防士や裁判官等、公務員でなければ出来ない仕事も多く、バブル時等は給与面で馬鹿にされた時代もあったが、不景気の現代では浪人してでも安定した公務員を目指す人が続出している。よっぽどの事が無ければリストラされる事もなく、給与は税金から支払われる。

民間企業とは、私企業とも呼ばれ、公的機関から出資されたりしていない一般の企業の事である。公務員とは違い税金からお金を得る事は出来ない為、自分達で利益をあげる事業を展開して稼ぎ、その中から給与を支払う事になる。事業がうまくいかなければ倒産し、従業員は無職になったり、成績や会社の状況によってはリストラされる事もある。大企業であっても安定はしていないが、実力があればどんどん挑戦していける場所でもある。